E X P L O R E
雨の日の東京で無料で楽しめる場所ガイド
雨の東京、お金をかけずに1日楽しめる。入場無料のインターメディアテク、銀座ギャラリー3軒、国立新美術館ロビー、中野ブロードウェイ、武蔵小山パルムをエリア別に紹介。傘不要の動線と交通費+食費込みモデルコース付き。2026年5月確認済み。
雨で予定が崩れたとき、東京の旅行ガイドは「チームラボに行こう」「すみだ水族館がおすすめ」と有料施設を並べがち。でも入場料¥2,000〜4,000近くを払わなくても、無料で半日〜1日過ごせる場所は東京にたくさんあります。
この記事で紹介するスポットはすべて入場料ゼロ。交通費は各ルートに明記しています(情報は2026年5月時点。出発前に各施設の公式サイトで最新情報を確認してください)。
1日モデルコース
どのルートを回るか迷ったら、この組み合わせから選んでください。
半日プラン(3〜4時間)
丸の内・東京駅ルートだけで完結。交通費¥0、食費はコンビニなら¥500程度〜。合計¥500〜。
1日プランA(5〜7時間)
午前に丸の内 → 午後に銀座。東京駅から銀座までは地下鉄1回で¥180程度。食費込みで合計¥700〜1,200程度。
1日プランB(4〜6時間)
午前に六本木 → 午後に中野。六本木から中野は地下鉄+JRで¥350〜420程度。食費込みで合計¥900〜1,200程度。
丸の内・東京駅ルート
このルートは傘が一切いりません。東京駅の地下だけで完結します。
まず丸の内南口から地下に降り、「KITTE」の案内看板に従って左に進むと、商業施設KITTEに入ります。エスカレーターで2階に上がるとインターメディアテクの入口です。
インターメディアテクは東京大学が所蔵する学術標本のミュージアムで、入場は完全無料。骨格標本や鉱物コレクション、古い計測器具が旧東京中央郵便局の重厚な内装の中に並んでいます。展示キャプションには英語もあるので、日本語がわからなくても楽しめます。開館は11:00〜18:00(金・土は20:00まで)、月曜休館。
1階に戻って地下通路を通り、八重洲側に抜けると東京駅一番街。キャラクターストリートではポケモン・ジブリ・サンリオなどのオフィシャルショップが並び、見て回るだけなら無料。子連れなら子供が1時間は動かなくなるかもしれません。
所要時間: 3〜4時間 交通費: ¥0(東京駅で完結) 決済: カード・IC可 月曜はインターメディアテクが休館。その場合はKITTEの商業フロアと東京駅一番街だけでも2時間は過ごせます。東京駅の構内案内も参考にしてください。
有料でもいいなら梅雨ガイドの上野ルート(3館で¥2,130)も選択肢に入ります。
銀座の無料ギャラリーウォーク
銀座には入場無料のギャラリーが点在しています。3軒はしごすれば半日はあっという間です。
1軒目は資生堂ギャラリー。銀座駅A2出口を出て中央通りを新橋方向に4分ほど歩くと、東京銀座資生堂ビルの地下1階にあります。1919年創設の現存する日本最古の画廊。現代美術の企画展を年に複数回開催しており、入場は無料、平日11:00〜19:00、日祝11:00〜18:00、月曜休館です。
2軒目のギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)は資生堂ギャラリーから徒歩5分。グラフィックデザイン専門のギャラリーで、ポスターやタイポグラフィの展示が中心。11:00〜19:00、日曜・祝日は休館。
3軒目はカレッタ汐留にあるアドミュージアム東京。gggから地下鉄で新橋/汐留まで1駅(¥180程度)。江戸時代の看板広告から現代のテレビCMまで、広告の歴史を無料で見られます。火〜土12:00〜18:00、日曜・月曜は休館。汐留駅から地下直結なので雨に濡れません。
所要時間: 3〜5時間 交通費: 地下鉄1回¥180程度 決済: カード可 日曜はggg・アドミュージアムが休館。日曜に来てしまった場合、資生堂ギャラリーだけ見て丸の内ルートに切り替えるのが現実的です。逆に月曜は資生堂ギャラリーが休むので、ggg+アドミュージアムの2軒で。支払い方法で迷ったら東京の支払い方法ガイドを参考にしてください。
六本木で無料のアート散歩
千代田線乃木坂駅の6番出口を出ると、改札から一度も外に出ずに国立新美術館に入れます。雨の日に最もアクセスしやすい美術館のひとつです。
常設展はなく、企画展の鑑賞には有料チケットが必要ですが、建物への入館自体は無料。黒川紀章が設計した波打つガラスファサードは、ロビーから見上げるだけで建築好きなら30分は過ごせます。3階まで吹き抜けのロビー空間は雨の日の光がガラスを通して独特の陰影を作り、写真映えするスポットでもあります。10:00〜18:00(金・土は20:00まで)、火曜休館。ベビーカー貸出・授乳室あり。
美術館を出たら徒歩5分で東京ミッドタウンへ。雨天時は地下から入れます。タワー5階の東京ミッドタウン・デザインハブはデザイン関連の企画展を無料で開催しています。
所要時間: 2〜3時間 交通費: ¥0(六本木エリア内徒歩) 決済: カード・IC可(カフェ・ショップ) 火曜は国立新美術館が休館。火曜に来た場合はミッドタウンのショップ巡りだけでも1〜2時間は過ごせます。晴れた日なら東京の無料展望台もおすすめです。
中野サブカルルート
JR中野駅の北口を出ると、目の前にサンモール商店街のアーケードが始まります。全長224mの屋根付き商店街をまっすぐ歩いた先が中野ブロードウェイ。駅から一歩も雨に濡れずにたどり着けます。
中野ブロードウェイはフィギュア、ヴィンテージのまんが、中古ゲーム、トレーディングカードなどサブカルチャーの店が密集した複合ビル。まんだらけをはじめ数十店舗が入っており、買わなくても見て回るだけで時間が溶けます。個人経営の小さな店では現金のみのことも多いので、Suicaか現金を用意しておくと安心です。
東京に何度も来ている人にこそおすすめ。1970年代の少女漫画の初版や生産終了した限定フィギュアが棚に並ぶ光景は、新宿や渋谷では見られません。
所要時間: 2〜4時間 交通費: JR中野駅まで片道¥170〜250程度 決済: ブロードウェイ内は店舗による(現金のみの店もあり)
武蔵小山パルムでローカル体験
観光ガイドにはまず載らない、地元の人の商店街。東急目黒線武蔵小山駅を出ると、全長約800mの屋根付きアーケードがそのまま始まります。
惣菜屋、八百屋、焼き鳥屋、古着屋、銭湯——200を超える店が並ぶアーケード商店街で、観光客の姿はほぼありません。雨の日でも端から端まで傘なしで歩けるのが最大の魅力です。食べ歩きしながら1.5〜3時間、東京の日常を体験できます。個人店では現金のみの店が多い点だけ注意してください。商店街グルメの節約術は東京の格安グルメガイドにまとめています。
所要時間: 1.5〜3時間 交通費: 東急目黒線で目黒から¥140〜 決済: 個人店は現金のみが多い。チェーン店はカード・IC可
雨の日に子連れで行ける無料スポット
家族連れに特におすすめの無料スポットを3つ。
東京都水の科学館はお台場エリアにある体験型の施設。水の実験やシアターなど、小学生なら2時間は楽しめます。入館無料、9:30〜17:00、月曜休館。ゆりかもめ東京ビッグサイト駅から徒歩約10分ですが、駅から屋根はないので傘は必要です。
丸の内ルートのインターメディアテクは、骨格標本や剥製が子供に人気。東京駅一番街のキャラクターストリートと合わせれば、子連れで半日過ごせます。
有料になりますが、国立科学博物館(上野、高校生以下無料)も雨の日に強い施設です。詳しくは梅雨ガイドの上野ルートを参考にしてください。
参考:
- インターメディアテク『ご利用案内』https://www.intermediatheque.jp/ja/info/guide (アクセス日: 2026-05-07)
- 国立新美術館『ご利用案内』https://www.nact.jp/information/inquiry/ (アクセス日: 2026-05-07)
- 資生堂ギャラリー『営業時間・アクセス』https://gallery.shiseido.com/jp/access/hours/ (アクセス日: 2026-05-07)
- ギンザ・グラフィック・ギャラリー https://www.dnpfcp.jp/gallery/ggg/ (アクセス日: 2026-05-07)
- アドミュージアム東京『ご利用案内』https://www.admt.jp/guide/ (アクセス日: 2026-05-07)
- 東京ミッドタウン・デザインハブ https://www.designhub.jp/ (アクセス日: 2026-05-07)
- 東京都水の科学館 https://www.mizunokagaku.jp/ (アクセス日: 2026-05-07)