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Suicaの買い方・使い方

Welcome Suica Mobileのセットアップ手順、駅の券売機での物理カード購入方法、現金・Apple Payでのチャージ方法、電車・バス・コンビニでの使い方を解説。Androidユーザー向けの選択肢やトラブル時の対処法も含めた東京観光のSuica実践ガイドです。

Suicaの買い方・使い方

Suicaとは

東京の駅改札でICカードをタッチして通過する乗客

JR東日本が発行するプリペイド式のICカード。もともとは電車やバスの乗車券ですが、コンビニ、自動販売機、レストラン、コインロッカーなど、東京のあらゆる場所で支払いに使えます。東京の鉄道駅にある売店や自販機はほぼ100%対応しており、駅ナカの買い物で現金を出す場面はまずありません。

改札でタッチして電車に乗り、降りた駅のコンビニでそのまま買い物——PINもサインも不要(東京の決済手段の全体像も参照)。タッチだけで完了するので、東京滞在中に何度も手が伸びる決済手段になるはずです。クレジットカードのタッチ決済と違い、通信を待つ時間がなく、読み取りは瞬時に完了し、改札の流れを止めずに歩きながら通過できます。

全国10種類の交通系ICカードと相互利用が可能なので、東京で買ったSuicaを大阪や京都、福岡でもそのまま使えます。旅行中に都市を移動する予定があっても、カードを買い直す必要はありません。


3つの選択肢を比較する

観光客がSuicaを手に入れる方法は3つあります。

Welcome Suica MobileWelcome Suica(物理)通常Suica(物理)
対象iPhone利用者短期滞在の観光客全員
入手場所App Store空港・主要駅のトラベルサービスセンターJR東日本の駅の券売機
初期費用チャージ額のみチャージ額のみ¥1,000〜(デポジット¥500含む)
チャージApple Pay(日本国外発行カードOK)現金・券売機現金・券売機
有効期間180日28日無期限(最終利用から10年
デポジットなしなし¥500(返却時に返金)
残高の払い戻し不可不可可能(手数料¥220)

筆者のおすすめ: iPhoneをお持ちなら、Welcome Suica Mobileが便利です。日本国外発行のクレジットカードからチャージできるため、現金を用意する必要がありません。Androidユーザーやスマートフォンを持っていない場合は、滞在期間が28日以内ならWelcome Suica(物理カード)、それ以上なら通常のSuicaカードが適しています。


iPhoneで使う(Welcome Suica Mobile)

スマートフォンをかざして決済する手元の様子

Welcome Suica Mobileは、JR東日本が2025年3月6日にリリースした訪日観光客向けのiPhoneアプリです。英語に対応しており、日本語がわからなくても操作に困ることはありません。最大のメリットは、日本国外で発行されたクレジットカードからApple Pay経由でチャージできること。物理カードのように現金を用意して券売機に並ぶ手間がなく、電車の中でも残高を追加できます。

セットアップ手順

  1. App Storeで「Welcome Suica Mobile」を検索してダウンロード
  2. アプリを開き、「秘密のキーワード」を設定(会員登録は不要)
  3. チャージ金額を選ぶ(Apple Payに登録済みの日本国外発行のクレジットカードで支払い)
  4. Suicaが発行され、すぐに使える

所要時間は5分ほど。対応端末はiPhone XR/XS以降(iOS 17.2以上)、Apple Watch Series 3以降です。Apple Watchに転送すれば、ポケットからiPhoneを出さずに手首で改札を通過できます。

事前セットアップ対応国

韓国、台湾、マレーシア、シンガポール、オーストラリア、ベトナムからは、日本到着前にアプリのダウンロードとSuicaの発行が可能です。飛行機の中でセットアップを済ませておけば、着陸後すぐに電車に乗れます。それ以外の国からは、日本に到着してからセットアップしてください。空港のWi-Fiに接続すれば、到着ロビーで数分で完了します。

新幹線のチケットレス乗車

Welcome Suica Mobileは2025年10月からJR東日本の新幹線・特急列車のチケットレス乗車に対応しています。JR-EAST Train Reservationで予約したきっぷを、紙のチケットなしでSuicaタッチだけで乗車できます。

注意点


駅で物理カードを買う(通常Suica)

東京の駅ホームで電車を待つ乗客

2023年に半導体不足の影響で販売が停止されていた物理カードは、2025年3月1日に販売が再開されました。JR東日本の駅の券売機で購入できます。現金のみなので、千円札や五千円札を用意しておいてください。

購入手順

  1. JR東日本の駅で多機能券売機(黒い画面の大きな機械)を探す。きっぷ専用の小さな券売機ではなく、画面が大きくてカード挿入口がある機械です
  2. 画面右下の「English」ボタンで言語を切り替える
  3. 「Purchase new Suica」を選択
  4. 金額を選ぶ(¥1,000、¥2,000、¥3,000、¥4,000、¥5,000、¥10,000)
  5. 現金を投入する(紙幣・硬貨どちらも使えます)
  6. Suicaカードが出てくる

所要時間は1〜2分。選んだ金額にはデポジット¥500が含まれるため、¥1,000で購入した場合の使える残高は¥500です。最初に¥2,000以上を選んでおくと、空港から都心への電車賃をカバーできます。デポジットはカード返却時に返金されます。

返却と払い戻し

帰国時にSuicaが不要になったら、JR東日本のみどりの窓口返却できます。成田空港駅・羽田空港駅にもみどりの窓口はあるので、出国前に手続きが可能です。新幹線を利用する予定がある方はJR Passの損得計算も確認しておくとよいでしょう。

  • 残高がある場合: デポジット¥500 + 残高 − 手数料¥220 が戻ってくる
  • 残高が¥0の場合: デポジット¥500がそのまま返金(手数料なし)
  • 残高が¥220未満の場合: 手数料は残高分のみ差し引き

残高を使い切ってから返却すれば、¥500がまるまる戻ってきます。空港のコンビニや自販機で残高を使い切ってから窓口に行くのが効率的です。なお、返却せずにSuicaを持ち帰ることもできます。次回の日本旅行でそのまま使えます(最終利用から10年間有効)。再訪の予定があるなら持ち帰るのも手です。


空港で観光客向けカードを買う(Welcome Suica)

短期滞在の場合、デポジット不要のWelcome Suica(物理カード)という選択肢もあります。桜のデザインが入った観光客向けのSuicaで、使い終わったらそのまま持ち帰れます。通常Suicaとの最大の違いは、デポジット¥500が不要なこと。返却の手間もかかりません。

購入場所

  • 成田空港: JR東日本トラベルサービスセンター、専用券売機(第1ターミナル・第2/第3ターミナル)
  • 羽田空港: 第3ターミナル到着ロビーの専用券売機
  • 都内の主要駅: 東京駅、新宿駅、上野駅、池袋駅、渋谷駅のトラベルサービスセンター

購入時にパスポートの提示が必要です。空港の到着ロビーに券売機が設置されているため、入国審査を通過したら荷物を受け取るまでの間に購入できます。

特徴

デポジットなし・返却不要で、桜デザインのカードは記念に持ち帰れます。有効期間は購入から28日間で、残高の払い戻しはできません。チャージ上限は通常Suicaと同じ20,000円

28日で失効するため、空港到着時に¥1,000〜¥2,000でスタートし、足りなくなったらチャージするのが安全です。

PASMO Passportは販売終了

以前は東京メトロが観光客向けの「PASMO Passport」を販売していましたが、2024年8月に販売が終了しました。通常のPASMOカードは駅の券売機で引き続き購入できますが、デポジット不要の観光客専用カードはWelcome Suicaのみです。


Androidスマートフォンの場合

日本国外で購入したAndroidスマートフォンでは、モバイルSuicaを利用できません。

Google WalletでのSuica発行は、日本国内で販売されたおサイフケータイ(FeliCa)対応端末でのみ可能です。日本国外モデルのAndroid端末はFeliCaチップが搭載されていないため、Google WalletにSuicaを追加するオプション自体が表示されません。SamsungのGalaxy SシリーズやGoogle Pixelの日本国外版も同様です。

Androidユーザーの選択肢は物理カードです。通常のSuicaを駅の券売機で購入するか、Welcome Suica(物理カード)を空港やトラベルサービスセンターで購入してください。物理カードは機種やOSに関係なく使えるので、スマートフォンのバッテリー残量を気にする必要もありません。


チャージ方法

Suicaの残高上限は20,000円チャージは¥500、¥1,000、¥2,000、¥3,000、¥5,000、¥10,000の単位で追加できます。残高は改札を通るたびにディスプレイに表示されるので、減り具合を把握しやすい仕組みです。

駅の券売機(現金のみ)

  1. JR東日本の駅の券売機にSuicaカードを置く(カード挿入口の下にある平らな読み取り部分)
  2. 「チャージ」を選択
  3. 金額を選ぶ
  4. 現金を投入
  5. カードを取り出す

所要時間は30秒ほど。JR以外の鉄道会社(東京メトロ、都営地下鉄など)の券売機でもチャージできるので、「JRの駅まで行かないとチャージできない」ということはありません。朝のラッシュ時は券売機が混み合うため、残高に余裕があるうちにチャージしておくのがおすすめです。

コンビニのレジ(現金のみ)

セブンイレブンファミリーマートローソンなどのコンビニでもチャージできます。

店員: 「いらっしゃいませ」 あなた: 「Suicaのチャージをお願いします」 店員: レジの端末を操作 → レジのカードリーダーにSuicaを置く → 金額を選択 → 現金を支払う → カードを取り出す 店員: 「ありがとうございました」

「Suicaのチャージをお願いします」が長いと感じたら、Suicaカードを見せながら「チャージ」と一言伝えるだけで通じます。

Welcome Suica Mobile(Apple Pay)

Welcome Suica Mobileは、アプリ内からApple Payに登録した日本国外発行のクレジットカードでいつでもチャージできます。現金不要で、電車の中からでもチャージ可能。「改札を出る前に残高が足りないことに気づいた」という場面でも、その場でチャージして改札を通過できます。物理カードにはないモバイル版の大きな利点です。


Suicaが使える場所

日本の飲料自動販売機が駅のホームに並ぶ様子

Suicaの利用範囲は電車だけではありません。

  • 電車・バス — JR、東京メトロ、都営地下鉄、私鉄、路線バス。全国の交通系IC対応路線で利用可能。バスでは乗車時と降車時にそれぞれタッチします(均一料金の都営バスは降車時のみ)
  • コンビニ — セブンイレブン、ファミリーマート、ローソン。少額の買い物でもカードを出してタッチするだけなので、小銭を探す手間がなくなります
  • 自動販売機 — 飲料・食品の自販機の多くが対応(ICカードマーク付き)。タッチパネル式の自販機なら、先にカードをかざすと残高が表示され、商品を選んで購入できます
  • コインロッカー — 駅のICカード対応ロッカー。現金不要で施錠・解錠でき、鍵の代わりにSuicaがキーになります(荷物預かりガイドで詳しく解説)。荷物を預けて観光し、戻ってきたら同じカードをタッチするだけで開きます
  • 飲食店・商業施設 — 駅ビル、牛丼チェーン、カフェチェーンなど幅広く対応。個人経営の小さな飲食店では使えないこともあるので、入店前にレジ周りのICカードマークを確認してください

支払い端末にSuicaのペンギンロゴ、またはICカードのマークが表示されていれば利用できます。東京都内であれば、タクシーの後部座席にもICカードリーダーが設置されている車両が増えています。


電車の乗り方

乗車

  1. 改札機のカードリーダー(青く光っている部分)にSuicaをタッチ
  2. 「ピッ」と音が鳴り、ゲートが開く
  3. 通過する

財布やスマホケースに入れたままでも読み取れますが、反応しない場合はケースから出してタッチしてください。カードを当てる位置は、改札機の上面にある丸いセンサー部分です。

下車

  1. 降りた駅の改札でもう一度タッチ
  2. 運賃が自動的に引かれる
  3. 残高がディスプレイに表示される

IC運賃はきっぷより数円安い場合が多く、1円単位で計算されます。小さな差ですが、毎日乗ると積み重なります。

乗り換え

JR → 東京メトロなど異なる鉄道会社に乗り換える場合も、改札でSuicaをタッチするだけです。乗り換え改札がある駅(東京駅など)では、1回のタッチでJRの出場と地下鉄の入場が同時に処理されます。乗り換え改札がない駅では、いったん出場して別の改札から入場する流れになりますが、Suicaなら都度きっぷを買い直す必要がありません。

残高不足で改札が閉まった場合

ゲートが閉じてアラーム音が鳴っても慌てないでください。後ろの人は慣れているので気にする必要はありません。改札の手前にある精算機(「のりこし精算」と書かれた機械)にSuicaを入れ、不足分の現金を追加すれば通過できます。精算機が見つからない場合は、有人の改札窓口に行けば対応してもらえます。


買い物の仕方

店員: 「お会計、¥350です。お支払い方法は?」 あなた: 「Suicaで」 店員: 「どうぞ」 → レジのカードリーダーにSuicaをタッチ → 「ピッ」と音が鳴る → 残高がディスプレイに表示される 店員: 「ありがとうございました」

3秒で完了します。暗証番号もサインも不要なので、少額の買い物ほどSuicaの手軽さが実感できるはずです。

伝え方のバリエーション:

  • 「Suicaで」(最も短い)
  • 「Suicaでお願いします」(丁寧)
  • 「交通系ICで」(Suica・PASMOどちらでも通じる言い方)

セルフレジの場合は、画面で「交通系IC」を選択してからカードリーダーにタッチします。コンビニのセルフレジには必ず交通系ICの選択肢があるので、日本語が不安な方はセルフレジを使うのもひとつの方法です。


うまくいかない時

状況原因対処法
改札でゲートが閉まる残高不足改札手前の精算機で現金をチャージ
改札でエラー音が鳴る前の駅でタッチし損ねて入場記録がない駅員のいる改札窓口でSuicaを見せる
コンビニのレジで反応しないカードの位置がずれているリーダーの中央にしっかりタッチ。スマホケースが厚い場合は外す
チャージができない残高が上限(¥20,000)に近い上限を超えるチャージは不可。残高を使ってから再チャージ
Welcome Suicaが使えなくなった28日間の有効期限切れ新しいカードを購入するか、Welcome Suica Mobileに切り替え
改札内でSuicaを落とした・なくした駅員に申告する。改札は開けてもらえます

改札でトラブルが起きても焦る必要はありません。有人の改札窓口に行けば駅員が対応してくれます。英語が通じない場合でも、Suicaカードを見せれば状況は伝わります。主要な観光駅(東京、新宿、渋谷、上野、品川など)では英語対応のスタッフがいることも多いです。


SuicaとPASMO

SuicaはJR東日本、PASMOは東京メトロ・私鉄が発行していますが、利用できる場所に違いはありません。どちらを持っていても、同じ電車、同じ店、同じ自販機で使えます。「JRにはSuica、メトロにはPASMO」のような使い分けは不要で、1枚ですべての路線に乗れます。

観光客向けには、Welcome Suica(物理カード)とWelcome Suica Mobileがあり、どちらもJR東日本が提供しています。PASMO Passportは2024年8月に販売終了しているため、観光客向けICカードとしてはSuicaが主な選択肢です。

日本在住の人にはSuicaとPASMOの好みやこだわりがあったりしますが、観光客の場合は入手しやすいSuicaを選んでおけば問題ありません。


よくある質問

SuicaとPASMOの違いは何ですか?

SuicaはJR東日本が発行し、PASMOは東京メトロと私鉄が発行しています。機能的な違いはなく、同じ電車、バス、店舗、自動販売機で使えます。1枚ですべての路線に乗車可能です。観光客向けには、PASMO Passportが2024年8月に販売終了したため、Welcome Suicaが主な選択肢です。

AndroidスマートフォンでSuicaは使えますか?

日本国内で購入し、FeliCaチップを搭載したAndroidスマートフォンのみ利用可能です。日本国外で購入したAndroidスマートフォンではモバイルSuicaを利用できません。物理的なWelcome Suicaカードを使うか、購入地域を問わずモバイルSuicaが使えるiPhoneに切り替えてください。

Suicaカードの払い戻しはどうすればいいですか?

JR東日本の駅のみどりの窓口にSuicaカードをお持ちください。残高から手数料¥220を差し引いた金額と、デポジット¥500が返金されます。残高が¥220未満の場合はデポジットのみの返金となります。Welcome Suicaカードにはデポジットがなく、残高の払い戻しもできません。

Suicaカードにチャージできる最大金額はいくらですか?

Suicaの残高上限は¥20,000です。駅の券売機、コンビニ、またはモバイルアプリ(iPhone)でチャージできます。チャージは¥1,000、¥2,000、¥3,000、¥5,000、¥10,000の単位で行えます。

Suicaは東京以外でも使えますか?

はい、Suicaは大阪、京都、名古屋、福岡を含む全国10の主要都市圏の電車・バスで利用できます。コンビニや多くの店舗でも全国的に使えます。ただし、一部の地方のバス路線やローカル鉄道ではICカードが使えない場合があります。


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参考:

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