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東京の桜スポット8選 — 実際に歩いたおすすめコース
六本木・目黒川・練馬・芝公園・上野・新宿御苑の6名所に加え、横浜・お台場の穴場も紹介。散歩コースの距離・混雑度・ピクニック情報を実体験ベースでまとめました。
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まず行くなら: 目黒川(権之助坂〜中目黒)。約1.7kmの川沿いにソメイヨシノが両岸から覆いかぶさる景色は見ごたえがあります。
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写真映え: 芝公園は東京タワーと桜を一枚に収められます。
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ピクニック希望なら: 新宿御苑(一般500円)。芝生にレジャーシートを広げて花見ができます。
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持ち物: レジャーシート(百均で購入可)、お手拭きは必須です。
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穴場: 目黒川の大崎エリア(ゲートシティ大崎付近)は、中目黒〜権之助坂に比べて人が少なく、ゆっくり桜を眺められます。
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散歩コース: 六本木は東京ミッドタウン〜国立新美術館→スペイン坂と歩くと、街中のあちこちで桜が目に入ります。
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練馬エリア: 石神井川沿いは川沿いにベンチやスペースがあり、座って花見ができます。「四月は君の嘘」の聖地としても知られています。
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夜桜なら: 東京ミッドタウンのMIDTOWN BLOSSOMはライトアップあり(17:00〜23:00)。
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そもそも都内は街路樹として桜が植わっているので、近所を散歩するだけでも十分楽しめます。
都内はどこでも桜が見える
東京は街路樹として桜が植えられている場所が多く、桜の季節になると歩いているだけで自然と目に入ります。わざわざ名所に行かなくても、駅から自宅までの道で満開の桜に出会えることも珍しくありません。
とはいえ、「せっかくだからしっかり花見したい」「写真を撮りたい」「ピクニックしたい」となると、やはりスポット選びが大切です。実際に歩いて回った中から、おすすめの場所を紹介します。
六本木 — 散歩しながら街中の桜を楽しむ

東京ミッドタウンから国立新美術館に向かう道。桜のトンネルができます。
六本木は「桜の名所」としてはあまり紹介されませんが、歩いてみると意外とあちこちで咲いています。
東京ミッドタウン〜国立新美術館
東京ミッドタウンのミッドタウン・ガーデンには約100本の桜があり、旧防衛庁時代から引き継がれた木も含まれています。ミッドタウン・ガーデンのさくら通りは全長約200mの桜並木で、そこから国立新美術館方面へ歩くと道沿いにも桜が続きます。

夜はMIDTOWN BLOSSOMとして、桜並木がピンク色にライトアップされます(17:00〜23:00)。2025年は3月14日〜4月13日に開催されました。昼間の静かな桜並木とは雰囲気が変わって、夜は人も増えて賑やかな花見スポットになります。筆者はドライブで毎年この辺りを通っていますが、車窓からでもライトアップされた桜はよく見えます。
スペイン坂

六本木ヒルズからスペイン坂方面へ。住宅街の中に桜が咲いている。
六本木ヒルズ周辺のスペイン坂も桜がきれいです。観光客が少ないエリアなので、落ち着いて散歩できます。

六本木散歩のおすすめルート
ミッドタウン → 国立新美術館 → スペイン坂と歩くと、トータル30〜40分程度。途中でカフェに寄りながら、のんびり桜を楽しめます。

目黒川 — 両岸から桜が覆いかぶさる川沿い散歩

東京の花見スポットとして知名度が高い場所です。目黒川沿いには桜が植えられており、両岸から川に向かって枝が伸びるので、桜のトンネルの中を歩いているような感覚になります。
権之助坂〜中目黒ルート(約1.7km / 徒歩30分)
筆者は目黒駅側の権之助坂から中目黒方面に向かって歩きました。権之助坂近くの橋は撮影スポットとして人気があり、橋の上で写真を撮っている人がかなりいます。
平日でも混んでいます。特に橋の上は人が集中するので、立ち止まって撮影するなら平日の午前中がおすすめです。
夜の目黒川

ライトアップイベントがなくても、街灯や周辺の店の灯りで十分きれいに見えます。
桜の開花期間中は、中目黒駅前商店街などが中心となって川沿いにぼんぼりを設置し、ライトアップが行われます(例年3月下旬〜4月上旬、17:00〜20:00頃)。昼間とはだいぶ雰囲気が変わって、ぼんぼりの灯りに照らされた桜がかなり幻想的です。例年3月後半には「中目黒桜まつり」も開催されます。具体的な日程は3月中旬頃に目黒区公式サイトで発表されます。
ライトアップ期間外でも、街灯や周辺の店の灯りだけで十分楽しめます。
穴場: 大崎エリア
目黒川は大崎(ゲートシティ大崎付近)まで続いています。権之助坂〜中目黒ほどの密度ではありませんが、川沿いに桜がたくさん咲いていて、人が少ない分ゆっくり眺められます。
練馬 — 「四月は君の嘘」の聖地で桜散歩

練馬駅周辺の街路樹。木が大きく育っていて、歩道にトンネルのように桜が覆いかぶさっています。
アニメ「四月は君の嘘」の舞台として知られる練馬。駅周辺と石神井川沿いの2エリアがあります。筆者は毎年ここに来ていて、住宅街の落ち着いた雰囲気が気に入っています。
練馬駅周辺
駅から伸びる通りの街路樹がすごい迫力です。幹が太く育った桜が並び、歩道も広いので歩きやすい。目黒川のような「名所」感はありませんが、地元に愛されている桜並木です。満開を過ぎると桜吹雪になり、歩道に花びらが舞い散る光景も見られます。
石神井川沿い

石神井川沿いにも桜が続いています。住宅街の中を流れる川なので、周囲の雰囲気が穏やかです。川沿いの道が広めで、ところどころ座って休めるスペースがあります。桜を眺めながらぼーっとするにはちょうどいい場所です。


散り始めの時期には花びらが川面に浮かんで流れていきます。写真にもその様子が写っていますが、これがなかなかきれいです。
それなりに人はいますが、目黒川や上野公園ほどの混雑ではありません。聖地巡礼も兼ねて、のんびり桜を楽しみたい人に向いています。
芝公園 — 東京タワーと桜のセット

芝公園は東京タワーの足元にある公園で、桜と東京タワーを一緒に見られるスポットです。公園内に桜が咲き、春には花見を楽しむ人で賑わいます。

ピクニックに最適
公園内はレジャーシートを広げてピクニックしている人が多いです。芝公園周辺にはパン屋やベーグル屋が何軒かあるので、そこで買い出ししてから公園に向かうのがおすすめです。スターバックスは少し離れた場所にあるので、ドリンクは事前に用意しておくと楽です。
上野公園 — 江戸時代から続く桜の名所

上野恩賜公園には約1,200本の桜が植えられています。江戸時代に天海僧正が吉野山からヤマザクラを移植したのが始まりで、江戸時代から続く桜の名所です。
公園の入口にどんと構える大きな桜がまず目に飛び込んできます。そこから園内に入ると、道の両側にずらっと桜が続きます。

かなり混雑する
上野公園はとにかく人が多いです。桜の見頃には道の中央に仕切りが設けられ、一方通行で人の流れが整理されるほどの混雑になります。ゆっくり花見を楽しみたいなら、朝早い時間帯がおすすめです。
新宿御苑 — 芝生でピクニック花見

新宿御苑は有料(一般500円、65歳以上・学生(高校生以上)250円、中学生以下無料)ですが、広い芝生にレジャーシートを広げてピクニックしながら花見ができる、東京では貴重な場所です。

来園者のほとんどがピクニック目的で、スペースさえ確保できればのんびり過ごせます。新宿は周辺にコンビニや飲食店が多いので、食べ物や飲み物の調達には困りません。

注意点
桜の時期は事前予約制になることがあります。2025年は3月22日・23日・29日・30日、4月5日・6日の10:00〜16:00が事前予約制でした(9:00〜10:00、16:00〜17:30は予約不要)。年によって対象日が変わるので、訪問前に公式サイトを確認してください。
上野公園と同じくかなり混みます。ただし園内が広いので、少し奥まで歩けばスペースは見つかります。
開園時間: 3月15日〜9月30日は9:00〜18:00(最終入園17:30)。月曜休園(祝日の場合は翌平日)ですが、桜の時期(3月25日〜4月24日)は月曜も開園します。
横浜 — 遊びに行くついでの桜

横浜は「桜の名所」として訪れるというより、遊びに行ったついでに桜も楽しめる街です。みなとみらいエリアを歩いていると、ビルの足元や公園の一角にぽつぽつと桜が咲いています。
名所のような圧倒的な桜の量ではありませんが、海と桜という東京都内では見られない組み合わせを楽しめます。
お台場 — たまたま見つける桜

お台場もガンダム像の周辺や、トヨタアリーナ東京(旧パレットタウン跡地)付近など、散歩していると部分的に桜が咲いています。
「桜を見に行く」というより「お台場に遊びに行ったら桜もあった」くらいの感覚ですが、それはそれで嬉しい発見です。
1日で複数スポットを回るなら
各スポットは基本的に電車で行けます。乗り換えで迷いやすい駅については駅ナビゲーションガイドを参照してください。1日で複数回りたい場合のルート例を紹介します。
昼ピクニック → 夜桜コース: 芝公園で昼にピクニックを楽しんでから、夜は目黒川へ。芝公園から目黒川沿いまではバス一本で行けるので、移動も楽です。ぼんぼりに照らされた夜の目黒川は昼とはまったく違う雰囲気を味わえます。夜桜の後の帰り方は東京の終電ガイドを確認しておくと安心です。
新宿御苑 → 六本木コース: 新宿御苑で午後にピクニックした後、夕方〜夜にかけて六本木へ移動し、MIDTOWN BLOSSOMのライトアップを見るコースもおすすめです。
見頃のタイミングを見極める
桜は咲いてから散るまでが早いので、見頃になったらすぐ行くのがポイントです。
2026年の東京の開花予想
ウェザーニュースの第4回桜開花予想によると、2026年の東京のソメイヨシノは3月22日に開花、3月29日に満開の予想です。ただし年によってかなりずれるので、直前の予報をチェックしてください。
リアルタイムで開花状況を確認する方法
- ウェザーニュースの桜情報 — スポットごとの開花状況がわかります
- X(旧Twitter) — スポット名で検索すると、現地の写真を投稿している人が見つかります。リアルタイムの状況を確認するのに便利です
品種によって時期が違う
桜は品種によって開花時期が異なります。最も一般的なソメイヨシノは3月下旬〜4月上旬が見頃ですが、早咲きの河津桜は2月下旬〜3月中旬、遅咲きの八重桜は4月中旬まで楽しめます。新宿御苑は約65種・約1,000本の桜があるため、品種の違いを楽しむのに適しています。
花見の持ち物
ピクニックで花見をするなら、以下を持っていくと快適です。
- レジャーシート — ダイソーやセリアなど百均で100〜300円で買えます。旅行者でも現地調達が簡単です。支払いはSuicaや現金で
- お手拭き・ウェットティッシュ — 外で食べるときに必須
- 飲み物 — 人気スポットは近くの自販機やコンビニが混むことがあります。事前に買っておくと楽です
- 和菓子 — コンビニでどら焼きや大福を買っていくと、花見の風情が増します。近くに和菓子屋があればそこで買うのもおすすめです
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参考:
- 東京ミッドタウン『桜マップ』https://www.tokyo-midtown.com/jp/facilities/green/sakura-gallery/ (アクセス日: 2026-02-26)
- 東京ミッドタウン『MIDTOWN BLOSSOM 2025』https://www.tokyo-midtown.com/jp/event/7367/ (アクセス日: 2026-02-26)
- 目黒区『目黒川の桜の開花期間の取組』https://www.city.meguro.tokyo.jp/kouhou/kusei/keikaku/megurogawa_sakura_ansin.html (アクセス日: 2026-02-26)
- 芝公園 https://www.tokyo-park.or.jp/park/siba/ (アクセス日: 2026-02-26)
- 環境省『新宿御苑 開園時間・入園料』https://www.env.go.jp/garden/shinjukugyoen/2_guide/guide.html (アクセス日: 2026-02-26)
- 環境省『新宿御苑 桜ライトアップの開催について』https://www.env.go.jp/press/106649.html (アクセス日: 2026-02-26)
- 新宿御苑『花見時期における事前予約制の実施について』https://fng.or.jp/shinjuku/2025/03/04/20250304-01/ (アクセス日: 2026-02-26)
- 台東区『うえの桜まつり』https://www.city.taito.lg.jp/event/kanko/uenosakuramatsuri.html (アクセス日: 2026-02-26)
- ウェザーニュース『2026年 第四回桜開花予想』https://weathernews.jp/news/202602/250076/ (アクセス日: 2026-02-26)