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東京のベストシーズン2026|月別の天気・混雑・服装ガイド

東京は桜の3月後半と紅葉の11月が混雑のピーク、1〜2月と梅雨の6月が空く時期。気象庁の月別平年値、猛暑や台風の時期、お盆・年末年始に閉まる場所、2026年の出国税・免税の変更まで、在住者目線で月別に整理しました。

東京のベストシーズン2026|月別の天気・混雑・服装ガイド
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東京は、いつ訪れるかで体験が大きく変わります。桜の満開週や紅葉の11月は街も交通も混み合い、梅雨の6月や真冬は比較的空いています。一方で9〜10月は一年で最も雨が多く、7〜8月は猛暑と祭りの季節です。このページでは、気象庁の月別平年値(1991〜2020年)をもとに、天気と混雑を月別に整理しました。季節ごとの詳しい過ごし方は、桜や梅雨などの個別ガイドにもリンクしています。

まず結論:目的別のおすすめ時期

迷ったときの目安です。詳しい根拠はこの後の早見表と季節別の解説で説明します。

重視するものおすすめの時期ひとことメモ
気候の快適さ10月後半〜11月前半 / 3月後半〜4月前半乾いて晴れが多い。ただし混雑もピーク
空き具合・静けさ1〜2月 / 6月(梅雨)宿が取りやすく、観光地も比較的空く
3月下旬〜4月上旬満開は約1週間。前後で宿を早めに確保
紅葉11月中旬〜12月初旬晴天が多いが最も混む
祭り・花火7〜8月高温多湿。暑さ対策とセットで

月別 早見表:天気と混雑

気温・降水・湿度は気象庁の東京の月別平年値(1991〜2020年)です。混雑の高低は、観光庁の宿泊旅行統計調査(客室稼働率)とJNTO 訪日外客数の月別データに基づきます。訪日客は桜の4月と紅葉の10月がピーク(2025年はどちらも約390万人)で、冬の1〜2月と梅雨の6月・秋雨の9月は落ち着きます。

平均最高/最低降水量湿度混雑
1月9.8 / 1.2℃60mm51%低(正月明け)
2月10.9 / 2.1℃57mm52%
3月14.2 / 5.0℃116mm57%高(桜)
4月19.4 / 9.8℃134mm62%高(桜・GW前)
5月23.6 / 14.6℃140mm68%GWは最混雑、明けは快適
6月26.1 / 18.5℃168mm75%低(梅雨)
7月29.9 / 22.4℃156mm76%中(夏休み・祭り)
8月31.3 / 23.5℃155mm74%お盆は混雑
9月27.5 / 20.3℃225mm75%
10月22.0 / 14.8℃235mm71%高(紅葉前・連休)
11月16.7 / 8.8℃96mm64%高(紅葉)
12月12.0 / 3.8℃58mm56%中(年末に集中)

降水量を見ると、東京の雨は梅雨の6月(168mm)だけでなく、台風と秋雨が重なる9月(225mm)・10月(235mm)にもう一つの山があります。「秋=乾いて快適」というイメージとは少し違い、9月から10月前半は雨と台風に当たることもあります。混雑で見ると、空いているのは1〜2月と梅雨の6月、混み合うのは桜の3〜4月と紅葉から年末にかけての10〜12月です。一方で東京は宿泊需要が一年を通して高く、空いていそうな時期でも宿が取りやすいとは限らないため、早めの予約をおすすめします。

季節ごとの東京

春(3〜5月):桜と新緑、ただし満開の週は最も混む

3月に入ると寒さがゆるみ、下旬にソメイヨシノが咲きます。2026年の東京は3月19日に開花、3月28日に満開でした(気象庁、平年より数日早め)。満開から散るまでは約1週間と短く、この時期は混雑が一年で最も高くなります。名所の桜は朝の早い時間が比較的ゆったり見られます。スポット選びは桜の名所ガイドを参考にしてください。

服装は、3月はまだ朝晩が冷える(最低5℃)のでコートが必要、4月は日中19℃前後で過ごしやすく薄手の上着が一枚あると安心です。4月末から5月初旬のゴールデンウィークは別格の混雑になるため、後半の「避けたい時期」も合わせて確認してください。

梅雨(6月〜7月中旬):雨は半分、でも空いていて穴場

関東甲信の梅雨は平年で6月7日ごろ始まり、7月19日ごろ明けます(気象庁)。とはいえ雨は6月の半分ほどの日で、一日中降り続くことは多くありません。気温は25〜26℃、湿度75%で蒸し暑さを感じます。観光客が落ち着くため、屋内中心に組み立てれば梅雨はむしろ狙い目です。あじさいは都内で6月の第2〜3週が見頃で、雨の日にこそ映えます(あじさいスポット)。雨の日の回り方は梅雨の東京ガイドにまとめています。

東京の梅雨に咲く青いあじさい

夏(7月中旬〜8月):高温多湿と、祭り・花火の季節

梅雨が明けると本格的な夏です。7〜8月は平均最高30〜31℃、湿度74〜76%で、体感はさらに高く感じます。2025年の東京は最高気温35℃以上の猛暑日が年間29日に達し、平年の約8日を大きく上回りました(気象庁)。環境省の暑さ指数(WBGT)でも、日中は「厳重警戒」が続く日が多くなります。屋外は朝夕に寄せ、日中は冷房の効いた屋内や地下街で過ごすのが現実的です。水分と塩分をこまめに取り、日傘や携帯扇風機があると楽になります。一方で夏は花火大会や夏祭りが各地で開かれ、夜は街がにぎわう季節でもあります。

秋(9〜11月):台風と紅葉、10月が気候のベスト

9月はまだ暑さが残り、降水量は一年で最多です。関東への台風接近は8〜10月に集中し、平年では9月が最も多くなります。空路や新幹線の計画運休が起きることもあるため、9月から10月前半に旅行するなら予備日を見ておくと安心です。10月後半から11月は晴れの日が増え、気温も穏やか(11月で最高16〜17℃)で、一年でもっとも過ごしやすい時期です。そのぶん紅葉シーズンの11月は混雑が最高水準になります。

冬(12〜2月):乾いた晴天、空いていて静か

冬の東京は晴天が多く、空気が乾いています(1月の湿度51%)。最低気温は1〜2℃まで下がりますが、雪はめったに積もりません。年末年始の混雑が落ち着く1〜2月は、一年でもっとも街が静かで、観光地もゆったり回れます。澄んだ空気のおかげで、無料の展望スポットから富士山が見える日も増えます。寒い日は銭湯や温泉で温まるのもこの季節ならではの過ごし方です。

避けたい・早めに予約したい時期(混雑に注意)

月の平均だけを見ると見落としがちですが、特定の週は人出も交通の混雑も跳ね上がります。下記の期間は宿や交通が早く埋まるため、2〜3か月前の予約をおすすめします(祝日は内閣府による)。

  • ゴールデンウィーク:2026年は4月29日と5月3〜6日。4月30日・5月1日に休みを足すと最大8連休。国内外の移動が集中し、交通も宿も一年で最も混み合います。詳しくはゴールデンウィークの東京ガイド
  • お盆:2026年は8月13〜16日。国内の帰省・移動が集中し、新幹線や空港、宿が混みます。
  • 年末年始:12月末〜1月初旬。個人店の休業が増え、交通や初詣スポットが混みます。
  • シルバーウィーク:2026年は9月19〜23日の5連休。
  • 桜の満開週:例年3月末ごろ。年によって1〜2週ずれるため、出発前に開花予想を確認してください。

目的別のベスト月

  • 空いている時期に行きたい:1〜2月。次点で6月(梅雨)。
  • 桜を見たい:3月下旬〜4月上旬。満開は約1週間と短いので前後に予備日を。
  • 紅葉を見たい:11月中旬〜12月初旬。
  • 祭り・花火を楽しみたい:7〜8月。暑さ対策とセットで。
  • 初めてで気候のバランスを取りたい:10月後半〜11月前半。ただし宿は早めに。
  • 小さな子ども連れ:極端な暑さ寒さを避けた5月か10〜11月。連休は外すと移動が楽です。

東京に暮らす人の年間リズム

東京で暮らし始めると、役所や銀行、個人店がまとまって休む時期に、手続きや買い物の予定が狂うことがあります。

年末年始は、役所がおおむね12月29日〜1月3日まで休み、銀行も12月31日〜1月3日が休業です。個人店や市場も多くが閉まり、一年で最も街が静かになります。各種の支払いや手続きは年内に済ませておくと慌てずにすみます。一方でお盆(2026年は8月13〜16日)は祝日ではないため、役所も銀行も平日どおり営業します。帰省で街が少し空く程度に考えておくとよいでしょう。なお6月と12月は祝日がない月で、連休の感覚が途切れます。

住まい探しの面では、1〜3月が引っ越しの繁忙期です。進学・就職・転勤が重なり、賃貸の物件も引っ越し業者も最も混み合い、料金が上がります。特に3月下旬は需要が集中し、引っ越し料金が通常期の1.4倍前後になることもあります。費用を抑えたいなら、可能であれば需要が落ち着く初夏以降に動くと選択肢が広がります。

2026年の旅行コストの変更点

2026年は、日本を出入りする際のコストにいくつか変更があります。いずれも出発前に最新の公式情報で確認してください。

まず、国際観光旅客税(出国税)が、2026年7月1日の出国分から1,000円から3,000円に上がります。国籍を問わず日本を出るときに航空券へ上乗せされます。2026年6月30日までに発券された一部の航空券などは1,000円のままです(対象外もあるため、出発前に公式の案内で確認してください)。

もう一つは免税(消費税のタックスフリー)です。2026年11月1日から、店頭でいったん税込み(消費税10%込み)で支払い、出国時に空港で還付を受ける方式に変わります。封をして持ち出すルールは廃止され、購入から90日以内の出国が条件です。買い物の予算を組むときは、いったん全額を支払う点を見込んでおくとよいでしょう。

季節別の持ち物早見

気温を服装に置き換えると準備がしやすくなります。

  • 12〜2月(最低1〜4℃):厚手のコート、手袋、リップ。空気が乾くので保湿を。
  • 3月・11月(最高14〜17℃):薄手のコートや羽織り。朝晩は冷えます。
  • 4〜5月・10月(最高19〜23℃):一枚羽織りで快適。日差しが強い日は日焼け対策を。
  • 6〜7月中旬(梅雨):折りたたみ傘、吸湿速乾の服、替えの靴下。
  • 7月中旬〜9月(最高30℃超・湿度75%前後):吸汗速乾の服、日傘、携帯扇風機、塩分補給。冷房で冷えるとき用に薄手の羽織りも。

東京は季節がはっきりしているぶん、いつ来ても違った表情が楽しめます。気候の快適さを取るか、静けさと空き具合を取るかで、おすすめの月は変わります。この早見表を手がかりに、自分の旅に合う時期を選んでみてください。

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