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L I V I N G

東京で今日行ける英語対応クリニックの探し方

東京で英語が通じる病院を今すぐ見つけたい人向け。Googleマップ・EPARKでの検索手順、当日受診の流れ、紹介状・#7119の仕組みまで。

東京で今日行ける英語対応クリニックの探し方
  • まずやること: 引っ越したら、体調を崩す前に近所のクリニックを1つ見つけておく

  • 探し方: Googleマップで候補を出し、EPARKで口コミを確認

  • 持ち物: 保険証(マイナ保険証でOK)、現金、お薬手帳

  • 覚えておくこと: 大きい病院は紹介状がないと追加で7,700円かかる。まずは近所のクリニックへ

  • 体調を崩したら: HIMAWARI(03-5285-8181)に電話。英語・中国語・韓国語・タイ語・スペイン語の5言語対応

  • 24時間対応: Japan Visitor Hotline(050-3816-2787)で病気・災害時の相談可

  • 持ち物: パスポート、海外旅行保険の証書、クレジットカード

  • 救急かどうか迷ったら: #7119に電話(24時間対応)


引っ越したら、元気なうちに病院を探しておく

就職で都内に引っ越した直後、コロナに感染しました。熱でふらふらの状態でスマホを握りしめ、「近所 クリニック 予約」と検索。ところが当日の予約枠はどこも埋まっていて、なかなか見つかりません。

最終的にダメ元で近所のクリニックの予約画面を開いたら、夕方にたまたま1枠空いていました。運が良かっただけです。

体調が悪い時に初めての病院を一から探すのは、かなりしんどい作業です。しかもそのクリニックは坂を下った場所にあり、帰り道がつらかった。元気なうちに、病気の時でも歩いて行ける距離のクリニックを把握しておくことをおすすめします。


クリニックの探し方

東京の住宅街を歩きながらスマートフォンで検索している人

実際に使ったのは、Google検索、Googleマップ、EPARKの3つです。

Googleマップで候補を出す

「内科」「クリニック」で検索すると、自宅周辺の候補が地図上に表示されます。まず星の数をざっと見て、極端に低いところを除外しました。

Googleマップの便利な点は、場所と距離感がひと目でわかること。体調が悪い時に歩ける距離か、坂道はないか、といったことも確認できます。

EPARKで口コミをネガティブチェック

気になったクリニックはEPARKでも検索し、口コミを読みました。

自分の使い方は「良い口コミを探す」よりもネガティブチェックでした。日本の口コミサイトでは評価が高いところほど「良かったです」程度のことしか書かれていないことが多く、判断材料になりません。低評価の口コミのほうが情報量が多いです。

「高圧的」と「無表情」は違う

口コミに「無表情」「説明が難しい」とあっても、むしろプラスに読んでいた。愛想のよさは気にしないし、むしろ真剣に診てくれそうだと感じたからです。

一方で「上から目線で言われた」「質問しづらい雰囲気」といった口コミがあるクリニックは避けました。

もう一つ気をつけていたのは、書き手のトーン。感情的で攻撃的な文面は、あまり鵜呑みにしない。複数の口コミを読み比べ、Googleマップの評価とも照らし合わせて判断するようにしていました。


予約から受診までの流れ

自分の体験をもとに、流れを紹介します。

1. 予約

ネット予約に対応しているクリニックが増えています。自分の場合、予約時にウェブ上で問診票を入力しました。症状、既往歴、アレルギーなどを事前に入れておくと、受付で紙に書く手間が省けます。

当日予約は埋まりやすいので、朝一番か夕方の枠が狙い目です。

2. 受付

保険証を出して「初診です」と伝えるだけでした。問診票はオンラインで入力済みだったため、紙の記入は求められませんでした。ネット問診がないクリニックでは、受付で紙の問診票を渡されます。

持ち物:

3. 診察・検査

症状に応じて、医師がその場で検査をしてくれることがあります。検査結果は当日わかる場合もあれば、翌日以降に電話で伝えられることもあります。自分の場合は「陽性なら翌朝に電話します」という方式でした。

色とりどりの錠剤が入ったPTPシート

4. 会計・薬

診察後、受付で会計。薬はその場で出してもらえる場合と、処方箋をもらって近くの調剤薬局で受け取る場合があります。自分の場合は処方箋をもらい、近くの調剤薬局で受け取りました。

余裕がある受診(歯科、花粉症など)の場合は、クレジットカード対応かどうかも事前に確認しておくと便利です。

ちなみに自分のケースでは、検査結果の電話を受けた日の午後に、医師が自宅まで漢方薬を届けてくれました。症状に合うかもしれないとのことで、わざわざ持ってきてくれました。これはさすがに一般的ではないと思いますが、近所のクリニックだからこそ起きたことでした。


「かかりつけ医」という仕組み

医師がデスクで患者と話している様子

日本には「かかりつけ医」という考え方があります。制度として登録するものではなく、「体調が悪くなったらまずここに行く」と自分で決めておく、という習慣です。クリニックは紹介なしで自由に受診できますが、大病院は紹介状がないと追加費用がかかるので、まずはかかりつけのクリニックに行くのが基本です。

自分もコロナで駆け込んだクリニックがそのままかかりつけになり、今は風邪も花粉症もそこに通っています。自分の体質や既往歴を知っている医師に診てもらえるのは安心感があります。

必要に応じて大きな病院への紹介状も書いてもらえます。厚生労働省もかかりつけ医を持つことを推奨しており、2025年4月からは医療機関が「かかりつけ医機能」の有無を報告する制度も施行されています


大きい病院に行きたい時

大学病院や200床以上の総合病院に紹介状なしで行くと、通常の医療費に加えて選定療養費がかかります。厚生労働省の定めで、初診時は7,000円以上(税込7,700円)、再診時は3,000円以上(税込3,300円)です。

「まず近所のクリニックに行き、必要なら紹介状をもらって大病院へ」という流れを促すための仕組みです。紹介状がある場合や、病院が緊急と判断した場合は免除されます。


保険の仕組みを知っておく

日本の医療制度の基盤は国民皆保険です。日本に3か月以上住む人は全員、何らかの公的医療保険に加入する義務があり、現役世代(6歳〜69歳)の自己負担は原則3割で済みます。会社員なら入社日から社会保険に加入、それ以外(自営業・留学・ワーホリ等)は区役所で国民健康保険に加入する流れです。保険料の仕組みや加入手続きの詳細は外国人の健康保険と年金で解説しています。

実際に受診してみて感じたのは、日本の医療は利益追求より社会福祉としての性格が強いということでした。ホテルのようなサービスはないけれど、必要な医療はきちんと受けられる。自分がコロナで受診した時も、診察から処方まで淡々と、でも丁寧に対応してもらえました。


旅行者がクリニックにかかるとき

自分は在住者なので旅行保険を使った経験はありませんが、調べてみると流れはシンプルでした。体調を崩したら、まず海外旅行保険のサポートデスクに電話する。24時間対応で、提携クリニックの紹介から予約手配まで代行してくれます。

キャッシュレスで受診できる場合

保険会社の提携クリニックなら、窓口での支払いなしで受診できる仕組みがあります(キャッシュレスメディカルサービス)。パスポートと保険契約証を提示して書類に記入すれば、治療費は保険会社からクリニックに直接支払われる。JNTOの旅行保険ガイドにも流れが載っています。

立て替え払いになる場合

提携外のクリニックで受診したり、検査料の一部がキャッシュレス対象外だったりすることもあります。一旦全額を支払い、帰国後に保険会社に請求する流れ。領収書と診断書は必ず受け取っておいてください

クレジットカード付帯保険の注意

カード付帯保険は「自動付帯」と「利用付帯」の2種類があり、利用付帯のカードは旅費をそのカードで支払っていないと補償されません。出発前に自分のカードがどちらか確認しておくと安心です。

費用の目安(内科・初診・基本検査+処方薬の場合)

保険の状況合計目安
海外旅行保険(キャッシュレス)自己負担なし(対象外の検査を除く)
海外旅行保険(立て替え)一旦15,000〜22,000円 → 後日全額返金
健康保険あり(3割負担)4,500〜6,500円
保険なし(10割)15,000〜22,000円

精密検査(血液検査・CT等)が加わると保険なしで50,000円を超えることもあります。現金は最低20,000円は用意しておくと安心です。


日本語が不安な時の相談窓口

自分はHIMAWARIを使ったことはありませんが、外国語で医療の相談ができる公的な窓口がいくつかあります。英語対応の医療機関を探す方法も別の記事でまとめています。

HIMAWARI(東京都医療機関案内サービス)

  • 電話: 03-5285-8181
  • 対応時間: 毎日 9:00〜20:00
  • 対応言語: 英語、中国語、韓国語、タイ語、スペイン語
  • 公式サイト

Japan Visitor Hotline(JNTO運営・旅行者向け)

  • 電話: 050-3816-2787
  • 対応時間: 24時間・365日
  • 対応言語: 英語、中国語、韓国語
  • 公式サイト

外国人のためのTOKYO医療情報サイト

  • 外国語対応の医療機関を検索できるウェブサイト
  • 対応言語: 英語、中国語(簡体・繁体)、韓国語ほか
  • 公式サイト

外国語対応の医療機関を事前に探しておきたい場合は、厚生労働省の外国人患者受入れ医療機関リスト外国人患者受入れ情報サイトも参考になります。


救急かどうか迷った時

**#7119(救急安心センター)**に電話すると、医師・看護師等に「救急車を呼ぶべきか」「今すぐ病院に行くべきか」を相談できます。24時間・年中無休です。

ウェブで症状から緊急度を判定できる東京版救急受診ガイドもあります。

明らかに緊急ではない軽い風邪や慢性的な症状の場合は、救急車の利用を控えるよう東京消防庁が呼びかけています

日本語が話せない場合、総務省消防庁が16言語で救急車利用ガイドを公開しています。英語・中国語・韓国語・ベトナム語・タガログ語・ネパール語などに対応しています。


休日・祝日に具合が悪くなった時

自分のかかりつけ医も日曜・祝日は休診で、土曜は午前だけ。木曜午後も休みです。東京のクリニックはだいたいこのパターンが多い印象です。

GWやお盆、年末年始は近所のクリニックが軒並み閉まります。かかりつけ医ができると、花粉症の薬も毎年同じところでもらえるし、長期休暇の前に「薬足りる?」と確認する習慣がつきました。冬場はインフルエンザの予防接種も受けられます(3,000〜5,000円程度、自由診療のため医療機関により異なります)。

休日に診てもらいたい場合

各区に休日診療所があり、日曜・祝日・年末年始に内科や小児科の初期救急診療をやっています。場所や時間は区ごとに違うので、引っ越したら自分の区のウェブサイトで確認しておくといい。

夜間は、東京都医療機関案内「ひまわり」(03-5272-0303、24時間・日本語対応)に電話すれば、診療中の医療機関を教えてもらえます。

子どもがいる家庭なら #8000(小児救急相談)も覚えておくと安心です。平日は18時〜翌朝8時、土日祝は8時〜翌朝8時に看護師に相談できます。東京23区では18歳まで医療費助成があり、自己負担なしの区がほとんどです。小児科を探す場合もGoogleマップで「小児科」と検索する方法が手軽です。


うまくいかない時

困りごと対処法
当日の予約が取れない朝一番に電話するか、夕方の枠を探す。複数のクリニックの予約サイトを並行で確認
近くに外国語対応のクリニックがないHIMAWARI(03-5285-8181)に電話して外国語対応の医療機関を紹介してもらう
保険証がまだ届いていない一旦10割負担で支払い、保険証が届いた後に差額を返金してもらえるのが一般的(医療機関により期限あり)。受付で「保険証がまだないです」と伝える
クレジットカードが使えない現金を用意しておく。小規模クリニックは現金のみのことが多い(決済手段ガイドを参照)
症状をうまく伝えられないスマホの翻訳アプリを使う。症状を母国語で書いたメモを見せるだけでも伝わることが多い

別の方法

クリニック以外の選択肢も紹介しておきます。

オンライン診療

自宅やホテルからビデオ通話で受診できるサービスで、軽い症状や処方箋の継続に向いています。保険ありなら700〜1,000円程度、保険なしだと6,800〜23,800円程度。

自分が調べた限りでは、英語対応のサービスもいくつかあります。MediConnect Japanは英語でのZoom診察や旅行保険利用に対応していました。処方薬は近くの薬局で受け取るか、サービスによってはホテルへの配送も可能です。

その他

  • ドラッグストアの薬剤師に相談: 市販薬で対応できる症状なら、薬局の薬剤師に症状を伝えて薬を選んでもらえます
  • 厚労省「医療情報ネット(ナビイ)」: 全国の医療機関を診療科目や対応言語で検索できる公式システム

よくある質問

東京で健康保険なしでも医者に診てもらえますか?

はい、ただし自己負担が30%ではなく100%になります。保険証がまだ届いていない在住者の場合は、まず全額を支払い、後日保険証を持参すれば差額を返金してもらえるのが一般的です(医療機関により返金期限がある場合があります)。旅行者の場合は海外旅行保険を利用してください。

東京でのクリニック受診費用はどのくらいですか?

健康保険あり(3割負担)の場合、内科の初診料は基本的な検査を含めて2,000〜4,000円程度です。保険なしの場合は7,000〜15,000円を想定してください。薬代は別途かかり、保険ありの場合、調剤薬局での処方薬は500〜2,000円程度です。

東京に英語対応のクリニックはありますか?

はい。HIMAWARI(03-5285-8181)に電話すれば、英語対応の医療機関を紹介してもらえます。TOKYO Medical Information Websiteでも対応言語で検索できます。外国人が多い港区、渋谷区、新宿区などには英語対応可能なクリニックが比較的多い傾向があります。

東京で緊急の医療が必要な場合はどうすればいいですか?

119番に電話して救急車を呼んでください(東京都では無料です)。救急かどうか迷う場合は#7119に電話してください。医師・看護師等が24時間対応で状況を判断してくれます。日本語が話せない方には、総務省消防庁が16言語の救急車利用ガイドを公開しています。

旅行者が東京でクリニックに行く場合、いくらかかりますか?

海外旅行保険のキャッシュレスメディカルサービスを使えば自己負担なしで受診できます。保険なしの場合、内科の初診+基本検査+薬で15,000〜22,000円程度です。現金は最低20,000円用意しておくと安心です。まず保険会社のサポートデスクに電話して提携クリニックを紹介してもらうのが最善です。

東京のクリニックは日曜・祝日も開いていますか?

ほとんどのクリニックは日曜・祝日は休診です。土曜日は午前のみ診療が多い。日曜・祝日に具合が悪くなった場合は、各区の休日診療所で受診するか、東京都医療機関案内「ひまわり」(03-5272-0303、24時間対応)に電話して診療中の医療機関を教えてもらえます。


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